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2018年10月28日 (日)

バスの運転手が足りない! ダイヤ縮小で住民の足に影響

 少し古い記事ですが、路線バスで、運転手不足による減便などが現実のものとなっているようです。

『バスの運転手が足りない! ダイヤ縮小で住民の足に影響』

  京都府内を運行する路線バスの運転手が不足し、ダイヤ縮小など市民生活に影響が出ている。府内で事業展開するバス会社7社の運転者数は、過去5年間のピーク時から4~85人減少。大型2種免許を取得する人が少なくなり、厳しい労働環境が敬遠されているのが大きな要因で、関係者からは「企業任せの対策だけでは、改善につながらない」との声が上がる  

 京都市左京区岩倉村松町と国際会館駅間の約5キロを行き来する京都バス(右京区)29系統。この路線は3月のダイヤ改正で、運行本数が従来の1日往復22本から片道(駅行き)4本に変更された。

  京都バスの運転者数(今年4月時点)は222人で、過去5年で最多の2016年から6人減った。従来のダイヤを維持できなくなり、山間部を除くほぼ全路線で減便に踏み切った。運転手不足は他社も同様で、京都市伏見区などで路線バスを運行する近鉄バス(東大阪市)は14年以降、毎年約20人減っているという。

 公共交通問題に詳しい京都大大学院の大庭哲治助教(都市社会工学)は「運転手不足を解消するには、賃金など待遇を改善し、職業としての魅力を高めるのが第一。ただ、将来的には自動運転も視野に入れた対応策を考えるべきだ」としている。

 

 

(以上京都新聞のサイトから引用:元記事 ⇒ バスの運転手が足りない! ダイヤ縮小で住民の足に影響 )

 

 

 京都バスの122本から4本に削減というのは極端ですね。需要があっても運行できないという事ですからどうしようもありませんが、突然大幅に削減された路線の沿線の住民の皆さんは、ほとほと困っている事でしょう。しかし、昔の鉄道廃止反対運動の様に乗って残そうというのも通じないわけですから、対策のしようもありませんね。

 

 ところで以前書いた『JR北海道が経営再生見通し案を公表』という記事の中で、参照したニュース記事の中の地元の意見として『今でさえ運転手が人手不足なのに20、30年先に確保できるのか』との内容を紹介していますが、既にそれが現実化しているというのは、思ったよりかなり早い印象ですね。やはり、赤字の穴埋めのために職員の待遇をぎりぎりまで切り下げているのが根本問題なのでしょうね。いっそ、労働環境の適正化や待遇の改善を進め、その条件で成り立たない路線は大胆に廃止するくらいの事をしないと、問題解決にはつながらないのではないでしょうか。もっとも不景気になって求人環境が悪化すれば、一時的にせよ、たちまち解決するかもしれませんが。

 

 ところで、識者の意見として自動運転の導入が言及されていますが、将来自動運転に切り替わって職を失うことになるのならと、ますますバスの運転手になろうという人が減りそうですね。実際には今働いている人が現役の内には、自動運転の実現は難しそうですけれど。

 

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