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2009年6月 9日 (火)

リニア、1県1駅が適当。費用は地元で-JR東海社長

『リニア、1県1駅が適当。費用は地元で-JR東海社長』

 JR東海の松本正之社長は8日、都内で開いたリニア中央新幹線建設促進国会議員連盟、沿線9都府県でつくる期成同盟会の各総会に出席し、中間駅について「1県1駅ずつに設置するのが適当だ」との考えを明らかにした。駅舎やホームなどの設置に伴う費用は、基本的に地元自治体に全額負担してもらいたい、としている。

 これに対し、県内で複数の地区から駅設置の要望が出ている長野、山梨両県は、取材に対して「JR側の希望にすぎない」(腰原愛正長野県副知事、横内正明山梨県知事)として、受け入れを留保した。

 (以上、信濃毎日新聞のサイトから引用:元記事 ⇒ リニア、1県1駅が適当。費用は地元で-JR東海社長 

 以前からその方向の話は出ていましたが、正式にリニア中央新幹線は各県に駅を設置する意向が示されました。山梨県は何しろ小さな県ですから、元より複数の駅ができるとは本気では考えていないでしょうが、長野県は難しくなりましたね。直線ルートなら飯田に駅ができることは確実でしょうが、迂回ルートの場合諏訪に駅を作らなければ意味がない、しかしそうなると飯田には駅ができないということで、県内の対立をどうまとめるかという問題が前面に出てくることになるでしょう。仮に迂回ルートを取って、諏訪と飯田の両方に駅を作ろうとした場合、1か所2~300億円といわれている駅建設費が2倍かかることになるわけで、そうでなくても迂回に伴う建設費増分は県で負担しなければならなくなりますし、それだけの費用負担が可能なほど裕福なわけではないでしょうから、県民と県との対立に発展する恐れもあります。いずれにせよ、難しいかじ取りが求められます。でも、今の知事はごねていればどこかから補助金が降ってくるとしか考えていないように見えるんですけれどね。

 一方、名古屋に近く、駅ができるか予断を許さなかった岐阜県は非常に前向きにとらえているようです。

『「リニア1県1駅」受け、県が戦略会議立ち上げへ』

 古田肇知事は「岐阜が丸ごと首都圏になる。どのような県の発展を展望するか、戦略会議を立ち上げたい」と述べ、リニア中央新幹線を生かした地域づくりを検討する組織を、県として近く発足する考えを明らかにした。

 古田知事は、1県1駅計画に関して「ありがたい話だ」と歓迎。東濃地域に想定される中間駅の位置について「東濃は一つだということで率直な意見交換をしたい」と地域の総意をまとめる考えを示した。

 (以上、岐阜新聞のサイトから引用:元記事 ⇒ 「リニア1県1駅」受け、県が戦略会議立ち上げへ 

 神奈川や岐阜のように、駅ができるか不透明だった県は前向きにとらえているでしょうから、沿線の県の間でも考え方の違いが表面化してくるでしょうね。県相互の調整も難しくなってくることでしょう。今後の展開を見守りましょう。でもなるべく早く進めて欲しいですね。

 

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コメント

どうしてこう長野県知事は、うだうだ言うんでしょう?長野新幹線だってあるのにまるで子供みたいで、利権絡みなんですかねぇ?東京行くのは新幹線で十分でしょう。諏訪回りの利点が全体的に見れば全く理解不能です。お金に時間もかかって無駄遣い以外何物でもないですよね。ただの見えっ張り?我田引鉄が未だに息づいている証拠でしょうか?何ならリニア駅を長野県に作らず通過させてしまうか(ちょっと極端ですが)しかしごね得だけは辞めて欲しいですね。

投稿: ユーホン | 2009年6月13日 (土) 11時28分

 ユーホンさん、毎度コメントありがとうございます。
 正直、あまり長野がごねて着工が遅れるのなら、多少遠回りになっても静岡を通してしまえと思わないではないです。
 ただ、JR東海もあまり無理押しはしたくないと思いますから、ある意味長野にはチャンスではないかとも思います。追加費用は全て出すから、諏訪を通して、諏訪と飯田に駅を作れと言われたら、JR東海は拒否できないのではないでしょうか。1県に2駅もあるとスピードが出せないと言われたら、ちどり停車方式で、諏訪と飯田に交互に停めれば良いと言われたら、1県2駅も拒否しづらいでしょう。
 もちろんそれだけの費用を長野が負担できるかといえば非常に厳しいとは思いますが、そこは国と交渉して補助金を取ってくれば良いわけです。古いタイプの知事ですから、逆にそういう仕事は得意なのではないですか。
 確かに、距離が延びるのはリニアの最大の利点の速達性が弱められますが、曲線を緩やかにしておけば、将来の技術進歩による高速化に対応できるでしょう。リニアもいつまでも500キロに留まることはないと思いますから。
 でも、今の長野県知事にそこまで思い切った攻めの姿勢が取れるとは考えにくいのですが。

投稿: 鉄枕 | 2009年6月15日 (月) 22時33分

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