敦賀港線、運行停止へ 来年3月中旬から、JR貨物
『敦賀港線、運行停止へ 来年3月中旬から、JR貨物』
JR貨物が貨物専用のJR敦賀港線(敦賀港駅―敦賀駅間2.7キロ)を早ければ来年3月中旬に運行停止する方針を固め、敦賀市や市内の港湾関連企業などに説明を始めたことが11日、分かった。明治後期以降、敦賀港駅は欧亜国際連絡列車の基地として世界の公道を担った貴重な場所。運行停止になれば事実上の“廃線”となり、約120年の歴史に終止符を打つことになる。
説明を受けた企業関係者らによると、JR貨物は先週、運行停止の方針を固めた。12月中に決める来年3月のダイヤ改正に合わせ、停止する予定。現在運んでいる荷物は、福井市の南福井駅で積み降ろしし、敦賀港駅までトラック輸送する。レールは撤去しないという。
敦賀港駅は1882年に金ケ崎駅として開業。故杉原千畝さんが発給したビザで敦賀港に上陸したユダヤ難民も同駅から神戸、横浜へ向かい、戦争中は中国大陸との物流の拠点だった。
国鉄が民営化された1987年から貨物専用線になり、89年からはコンテナの取り扱いを始めた。現在は一日1往復が運行。2007年度の輸送量は発送1万8500トン、到着は3万4500トンあった。
(以上、福井新聞のサイトから引用:元記事 ⇒ 敦賀港線、運行停止へ 来年3月中旬から、JR貨物 )
敦賀港線は正式には北陸本線の一部で、敦賀から分かれている貨物線です。記事にもありますが、戦前は大陸と結ぶ航路に連絡する旅客列車が走っていましたが、その後は貨物専用となっています。記事中には1987年から貨物専用とありますが、実際には戦後旅客列車が走ったことはないようです。書類上旅客営業路線として残っていたのを、分割民営化を機に正式に旅客営業を廃止の取り扱いとしたのか、あるいは国鉄では荷物は旅客の一部として取り扱っていたので、荷物の取り扱いだけをしていたのかもしれません。もっともその後、1999年の「敦賀きらめきみなと博」の際や、2003年、2004年の花火大会の際に臨時に旅客列車が走っています。
地元では敦賀港を国際貨物ターミナルとして整備を進めており、その輸送手段としての鉄道が廃止になるのは困ると考えているようなので、あるいはすぐに廃止にはならないかもしれません。実際、JRでは運行停止としてレールは残すとしていますから、貨物が増えればまた運転する可能性はあるのでしょう。環境問題などもあり貨物の鉄道輸送が見直されている状況でもありますから、貨物量が増えて、列車の運転が再開されると良いですね。
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コメント
このニュースには凄く吃驚しました・・・。
小樽線の様に、もし正式に廃止されても全て残されることを日々祈っている次第です・・・。
投稿: 元地元民 | 2009年1月 8日 (木) 09時32分
元地元民さん、書き込みありがとうございます。
モーダルシフトが言われるようになって、鉄道貨物もこれから復権と思われていたところだけに残念ですね。
地元では近くに旧敦賀港駅舎を復元したりと観光開発にも力を入れていたようですが。
本文にも書きましたが、貨物量が増えて運行が再開されることを願っています。
投稿: 鉄枕 | 2009年1月11日 (日) 15時02分